活動報告

浄土宗のお寺の勉強会

昨日は奈良の浄土宗のお寺の勉強会があったので参加してきました。

朝の9時から夕方の4時半までのみっちりした勉強会でした。

午前中は、「なぜ人は仏縁から遠ざかろうとしているのか」という話を知恩院の布教師の会長さんが、そして午後は、浄土真宗のお坊さんで、「お寺の未来」の理事の松本さんによる、「これからのお寺づくりについて」のお話がありました。

こういうテーマで勉強会をするようになってきたということは、いよいよ宗としても危機感を感じてきたということなのでしょうね。

これが今のお寺の現実です。

午後はワークショップ形式も少し取り入れられていたのですが、それぞれのお寺の取り巻く状況をシェアしたのですが、「いよいよ何か別の兼業を持つか、一番後ろ向きだが廃寺を視野に入れないといけない」みたいなお寺もありました。

昨日の1日の話を自分なりに総括すると、これからの日本の仏教界はとてもアドベンチャーな業界になっていくのだろうなと思いました。

僕は20代にITベンチャーの世界に身を投じていましたが、当時のベンチャースピリット(死語ですが(笑))を再び思い起こす気持ちで、日々精進していかないとこれは大変なことだなぁと感じました。

そもそも自分自身の育ってきた環境、つまり今の日本の社会が仏教というものをどのように扱ってきたのかということの自分自身の刷り込みをまず解除していくことから始めないと舵取り自体を間違ってしまう気もしています。

そんな感じで一住職として自分のするべき責務を楽しんで勤めていきたいと思いますので、どうぞ皆さんお力添えのほどよろしくお願いします。

となんか選挙演説みたいになりましたが、そうですここまではただの前説です。

明日は選挙です。

皆さん、日々の自分のするべきことに精進するためにも安心して政を任せる政治家、政党に一票を投じましょうね!

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