活動報告

死の体験旅行

土曜日は東京に「死の体験旅行」というワークショップに参加してきました。

主催されていたのは  浦上 哲也 (Tetsuya Urakami)さんという浄土真宗のお坊さんです。

うちのお寺で企業さんと一緒に行っている研修の中でも入棺体験を取り入れているので、他の終活のワークショップを体験してみようと思ったのが参加の動機です。

内容はこれから受ける人もいるかもしれないので書きませんが、興味のある人は自分で調べるか私に直接聞いてみてください。

終わってから少し浦上さんとお話しして、僕たちが宗派仏教の僧侶としてあるべきだと思っていることと、一般の人が僧侶に求めていることの隔たりを埋めないといけないのかなと思いました。

自分が受けた感想は、「自分が何を大切にしてるかというのは自分で決めてるんだな」という当たり前といえば当たり前の感想でした。

そのどれ1つも自分が死ぬ時には持っていけないとすれば、それを大切に思いつつも囚われすぎて生きるのもちょっと違うのかなとちょっと思いました。

写真は体験の後に頂いた仏教甘味。
こちらはお寺カフェの運営をされている木原裕健さんというこちらも真宗のお坊さんが担当されました。

うちの入棺体験の直後にも食事の時間を挟んでいるのですが、死の疑似体験の直後に生の象徴である「食べる」行為を行うことは死から戻るという意味でも大切な儀式ではないかと僕も思っています。

分かりやすいレシピも頂いたのでお寺でも作ってみようと思います。

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