活動報告

空き家活用の意見交換会

昨日は、松山地区の空き家を活用するための意見交換会の第3弾

宇陀松山の空き家について考えるPART3
『わかいひと は かく思う ~修了設計凱旋発表&意見交換会~』

が行われました。

修了設計凱旋発表というのは、渡辺瑞帆さんという早稲田大学の修士課程に在籍されている学生さんの修士論文の設計発表です。

彼女は、2015年のはならぁと宇陀松山に参加され、セノグラファー(舞台美術家)として、大宇陀の上茶にある「マルカツ」にて『影の踏む家』という舞台の舞台設計をされました。

その宇陀での活動をきっかけに修士論文『影の踏む町 – 劇場都市としての宇陀松山のセノグラフィー』として宇陀松山に点在する空き家の活用について考えをまとめられました。

この作品は優秀作品に選ばれたそうです。

「この提案を地元の人にも聞いてもらいたい」ということで後輩の学生さんたちも一緒に東京から来てくださいました。

発表内容はとても考えの枠組みが広がるような素敵な提案でした。

いかに積極的にダウンサイジングしていくかということで町家の分割と空き地スペースの有効活用について松山の歴史的背景と併せてお話をされました。

もちろん個々人の思惑をベースに考えると実現しないことも多いのですが、そこをいかに乗り越えて地域として良さを提唱していくにはこういう仕掛けや発想が必要なのだなあと思いました。

渡辺さん、どうもありがとうございました。

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