活動報告

自伐型林業フォーラム

今日は「自伐型林業フォーラム」に参加して来ました。

林業の話を聞くというのは初めてだったのですが、自伐型林業というのは、簡単に言うと山の所有者さんが自分で山の経営計画を立ててそれに沿って少しずつ間伐し、長期的に山林を維持しながら林業を営んでいくというスタイルの林業のことだそうです。

お寺も山を所有しているのですが、何の手も加えていないので、墓地の山の自主改善と併せて今後は山林の管理も取り組んでいかないといけない課題だと思っています。

あまり専門的な話はよく分からなかったのですが、「100年単位で維持するためには家族経営が向いている」という話はとても引っかかる言葉でした。

お寺もまんざら家族経営が悪い訳ではないように思えました。

短期間で利益を上げていかないといけない企業経営に比べ、100年スパンで考える自伐型林業は確かにこれまでは注目されてこなかったのも納得できます。

しかし、吉野は山守さんが自伐型のような林業を行ってきたので、他の地域の丸刈りの山林に比べ高度成長期にも売れる木が残っていて活況を呈したということも今日知りました。

世の中は自己資金を元に投資をしていかにその資本に働いてもらうかということが成功の鍵のように言われていますが、林業もそうすることで土砂災害が起きやすい山間部になったような歪みが社会でも起きてくるのではないかなあと思いました。

何事も諦めないでチャレンジし続けることが大事だなと今日は元気をもらいました。

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