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風と水の流れに学ぶ環境づくり

昨日は午前中は河内長野の「TERRA」のオープニングの応援に行ってから名張で行われた矢野智徳さんの「風と水の流れに学ぶ環境づくり」という講演会に行ってきました。

土の中の空気と水の流れを滞らさない環境にしてあげるだけで、自然自身が自分で自浄化を行い、好循環な空間を作っていくというようなお話です。

その水と空気の流れを絶ってきたのがここ50年ほどの現代土木建築工法が原因というお話でした。

うちのお寺も石塀やコンクリートで我々が利用しやすいようにしているのですが、果たしてそれがこの場所にとって本当に最適な状況になっているのかということはよく考えて直していかないといけないと思いました。

「昔は住居と地面とさえぎるコンクリートの基礎がなかったから、井戸水が夏冷たく冬暖かいように、建物の地面が天然のエアコンだった」

という話をされたのですが、古い民家の価値はそういうところにもあるのだなと思いました。

「行政が何億というお金をかけて松枯れ対策に上空から農薬を散布してもそもそもの環境がそのままだとすべてお金の無駄遣いに終わってしまう」

という話もされましたが、「空気と水の流れを整える」という視点を誰もが持つことはとても大切だと思いました。

害虫は害虫でそれ以上土壌の息詰まりを避けるために必死になって木を枯らしてくれているのだと。

私だちが遭遇する嫌な人、嫌な出来事も実はそういうことなのではないでしょうか?

その視点がなぜ指摘されてこなかったのか?

それは、昔の人には当たり前の視点すぎて明文化する必要がなかったからだとおっしゃっていました。

「目に見えない神仏を大切に扱う、親・先祖さんを大切にする」

こういうことも昔の人には当たり前の視点すぎて明文化する必要がなかった視点だと思います。

矢野さんが「昔に戻れということではなく、空気と水の視点を持てば今のままでも環境を改善することができますよ」とおっしゃっていたように、私もいまのこの生活の中での信仰の落としどころというものを自然と触れ合いながら学んでいきたいと思います。

みなさんも機会がありましたら矢野さんのお話を聞いてみてください。

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