こどもカフェ会議
今日は子どもたち3人は、よくランチに行っている旧伊那佐郵便局に子どもカフェの会議に出かけました。
中学3年生の女の子がリーダーで、来来週に子どもたちだけで運営する夏休み子どもcafeのメニュー試作会だそうです。
田舎にキッザニアはありませんが、それ以上の体験をすることでしょう。入場料も払う必要はありません。我が家で家族でキッザニアに行くと、丸1日かかり、お金も2万円くらい使うと思います。
ないものは作ればいいのです。その本来の目的だけのために。
田舎で都会暮らしより収入が少なくても暮らせる理由はこういうプライスレスの営みがここそこらにあるからです。
でも、子どもの進学となると話は別です。
塾通い、送迎の交通費、私学の授業料…
田舎には職がなく、都会でいい就職に就けるようにと、大学の受験のための教育を早い親は小学校の頃からせっせと施し始めます。
この宇陀という町は、昔林業で栄え、その先がないことをいち早く知った親たちはこぞって、子どもたちに良い教育を与え、結果、今の衰退、過疎化があります。
僕はすでに親が奈良市内に出て、小学校の4年から塾通いしていたので体験済みです。
大学から18年京都の華やかな暮らしをしてきたので、宇陀に移住する暮らしは全く想像出来ませんでしたが、あるものを選ぶ暮らしはないですが、ないものを創れる暮らしが待っていました。
これは、僕の考えなので、是非はあると思いますが、今からでも子どもたちが自分たちで開拓して行ける土づくりを、自分の残された人生でやっていくことが相続する財産を残すより大切なことではないかと思います。
まあ、残せるほどの財産は全然ないですが…(笑)
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