新年の挨拶へ
今日は、僕の方の両親のところに新年の挨拶に行ってきました。
奈良市内に檀家さんがあって、そのお宅は毎月2日に月参りをします。
両親が住んでいるのも奈良市内なので、1月の月参りに合わせていつも遊びに行きます。
福島から来ている彩ちゃんは奈良は初めてというので、僕がお参りをしている間に嫁や子どもたちと一緒に東大寺に行ってきてもらいました。
かなり渋滞かとおもいきや、交通規制のお陰で逆に僕の進行方向からはスムーズに迎えに行くことが出来ました。
親の実家の近くに妹家族が住んでいるので、子どもたちは甥っ子姪っ子と遊んで、彩ちゃんと三人で近くの秋篠寺に行ってきました。
森の中にある「苔庭」がとても清々しかったです。そして、伎芸天はとても美しい仏像でした。
子どもたちは全員おばあちゃんちに泊まるということで、彩ちゃんと3人でお寺に戻ってきました。
どこかで外食でもして帰ろうと思っていたのですが、彩ちゃんが「餃子の皮でなんちゃってピザを作れますよ」と言い出したので、材料だけ買って、家での晩御飯になりました。
彩ちゃんがこちらに来て6日目になります。
これまでも保養の受け入れは何回か行ってきましたが、今回はどう接するのがいいのか正直良くわかりませんでした。
できるだけ彼女のペースに任せて過ごしてもらってきました。高校の宿題があるので、部屋でしている時もあるのですが、昨日の夜ご飯の後初めて僕たちの家族のいるリビングでそれをしてくれました。なんかちょっと嬉しかったです。
実家からお寺に戻る間の車の中では、いっぱい話してくれました。別に震災のことや放射能のことではなくて、普通の高校生の女の子の話です。普段はかしましい3姉妹がいるので、そんな話も出来なかったのかなと思いました。
夕食の餃子の皮の即席ピザ風はお酒のアテにちょうど良かったです。
夕食が終わって映画でも見ようってことになりました。
iTuneで3人で映画を物色していたのですが、彩ちゃんのお父さんが「デトロイト・メタル・シティ」が好きということで、それを見ることにしました。
3人でだらだらと楽しく見てました。
保養の受け入れって言いますが、こういう日常の積み重ねだけだったりします。こちらが構えずに自然体で接するしかないのです。
もちろん、移住を考えている家族に物件を紹介したり交流会を開いたりすることもありますが、高校生の女の子にとってはこれでいいんじゃないかなと思っています。
奈良を発つのは5日の夜。あと残すところ3日となりました。
理由はあるにしろ、なぜ今夜「デトロイト・メタル・シティ」を見ることになったのか?
自分の夢ではなくて、使命を生きよということなのだろうか?
躊躇した時はクラウザー様の雄叫びを思い出すことにしよう。
初夢が俗服でお勤めをしているという変な夢だったので、この映画を今年の自分の初夢だと思うことにします。
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